スマートフォンやタブレット端末が普及し、人々とインターネットとの距離は一段と近くなりました。通信技術が進化し、インターネットを日常的に活用する人が増える中、IoT・5Gの活用に関心が寄せられています。
IoT・5Gによって、人々の暮らしやビジネスにどのような影響があるのでしょうか。ここでは、IoT・5Gの基本知識と、IoT・5Gを活用した新サービスについてご紹介します。
「IoT・5Gで始まる新サービス!」
IoTとは?
IoTとは「Internet of Things」を略した言葉で、日本語に訳すと「モノのインターネット」。インターネットを使ってモノを遠隔操作したり、モノ同士を連携したりすることを指します。「これまでインターネットと無縁だったモノ」がインターネットと結びつき、新たな価値や活用方法が見出されるようになったのです。
たとえば生活家電のIoT化により、次のような使い方が可能となります。
- 時間を設定するとカーテンが自動的に開く
- 外出先からエアコンを操作し、部屋を暖めておく
- スマートフォンのレシピを電子レンジに送信し、そのまま調理する
- カメラ付きの自動給餌器でペットの様子を見守り、ごはんをあげる
これらはスマート家電と呼ばれるもので、人々の暮らしをもっと便利にする道具として注目されつつあります。企業側としても、スマート家電の利用状況をデータとして集めることができるため、顧客のニーズを把握しやすくなります。
生活家電だけでなく、自治体・製造業・農業・漁業・医療の現場など、あらゆる業界でIoTを活用した試みが行われています。ロボットが代わりに作業したり、遠隔地から電子機器を操作したり、情報をリアルタイムで共有したりと、活用方法はさまざまです。業務の効率化、労働者の負担軽減、人手不足の解消など、IoT化には多くのメリットが期待されています。
2020年から5Gが商用化
IoTの技術は今後も活用され、ますます人々の生活に浸透していくことでしょう。なぜかというと、2020年から5Gが商用化され、インターネットがより使いやすくなると言われているからです。
5G(5th Generation)は「第5世代移動通信システム」という意味をもちます。1980年代にアナログ無線技術の1Gが商用化され、1990年代にはデジタル通信の2Gが登場。以降3G、4Gと世代を重ねるごとに通信速度の高速化が進み、移動通信の技術は大きく進化しました。
5Gには「高速&大容量」「低遅延」「多接続」の3つの特徴があり、より複雑な情報処理ができるようになります。
- 高速&大容量
大容量のデータも超高速で送信できるようになります。たとえば、VRや3Dを駆使したダイナミックな映像を楽しんだり、高精細な映像を好きなアングルから視聴したりすることが可能です。 - 低遅延
通信時の時差がほぼ解消され、遠隔操作での遅延が気にならなくなります。また、オンラインゲームなどで問題になっていたタイムラグが解消され、リアルタイム性がより高まります。特にeスポーツに代表される新たな産業の盛り上がりに合わせてより注目がされています。 - 多接続
同時接続できる台数が増えるため、人の多い場所でもネットがつながりやすくなります。IoTを活用したスマート家電を多数そろえて、生活をより快適にすることも可能です。
IoT・5Gを活用した新サービスの創出
今まではモノの製造・販売によって利益を得ていた企業も、「インターネットを使って何ができるか」という点を模索し始めました。今後もIoT・5Gの強みを活かした、かつてない新しい製品やサービスが創出されるでしょう。
インターネットとモノがつながることで、1Gが登場した頃には考えられなかったような、新しいアイデアも実現可能となりました。通信技術の進化はここで終わらず、5G以降もさらに進化していくことでしょう。新たなビジネスチャンスをつかむためにも、最先端の技術に注目し、世間のニーズに合った新サービスを展開していく必要があります。
月額課金制のIoTサービスが登場
実際にスタートしているIoTサービスには、月額課金制が導入されている事例が多数あります。たとえば、以下のようなIoTサービスが挙げられます。
- ドライブレコーダー×IoT=運転サポート
ドライブレコーダーにAI(人工知能)を搭載。わき見運転などの危険行為をリアルタイムで警告します。運転状況はデータ化され、運行管理者に通知されます。 - 家電×IoT=みまもりサービス
スマートフォンから、IoTを活用した家電(電球・電気ポットなど)の使用状況を確認できます。ペットロボットを通して部屋の様子を確認できるサービスもあり、高齢者や子どもの見守りに最適です。 - ウェアラブル×IoT=フィットネス・ヘルスケア
腕時計やリストバンドなど、ウェアラブル端末とスマートフォンのアプリが連携し、運動データを記録。豊富なトレーニングメニューを活用できます。
これらのサービスは、継続的な利用を見込めるのが大きな強みです。5Gの商用化にともない、月額課金制のIoTサービスは今後も増え続けていくと予想されます。
新サービスは売り切り型ではなく、サブスクリプション型へ
近年はモノを購入してもらう「売り切り型」から、利用期間や利用量に応じた料金を支払う「サブスクリプション型」へと、ビジネスモデルの形態が変化しつつあります。IoT・5Gを活用した新サービスにも月額課金制が導入されており、今後もますます増加していくでしょう。
ここでやはり大切なのは、月額利用料や通信料金をいかにスムーズに回収するか、です。料金回収は重要な業務ですが、煩雑な事務作業でもあるため、口座振替やクレジットカード決済による集金代行サービスの利用がおすすめです。
IoT・5Gを活用した新サービスをご検討の方は、ぜひ集金代行サービスもセットでビジネスモデルを構築してみてください。
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